我が子の反抗期と向き合うには。


本日は『反抗期』についてのお話をします。
 
反抗期って大変ですよね。
このトンネルはいつまで続くのか、終わりはあるのかという不安です。
しかも特効薬がない!!(笑)

『反抗期』を迎える時期

あくまで私の指導してきた中での今までの経験ですが、女の子で早い子だと小学校高学年から少しずつ始まっていきます。

そしてピークは中1の3学期から中2の1学期にかけてです。
男の子は少し遅くて中1終わりぐらいから中2にかけてが多いような気がします。
ただ、女の子のそれと比べてとにかくキツイ!!
ひどい子だと何も話さなくなるようです。
 
今まで素直に親の言うことを聞き入れていた我が子が突如としてそれを拒否しだす。
中には大きく生活のペースを乱してしまう子や服装が派手になり出す子もいますね。
こうなると親としては本当に焦ります。そして不安な気持ちになってきます。話をしようとしても伝わらない。こうなると完全にお手上げです。
 
では、反抗期の我が子と向き合っていくにはどのようにすればいいのでしょうか。

反抗期はどんな子も通過する

まずはここからです。
反抗期は誰もが経験することなのです。
反抗期というネーミングがそもそもダメなのかもしれませんね。
 
自分で色々決定したいという人間的な成長をしている時期なのです。
『自己決定したいけど周囲と上手く噛み合わない時期』とでもしておきましょうか。長すぎますけどね(笑)
 
子供が色々と考えながら一つの決定をする。
うまくいくときもあれば、大失敗をしてしまうこともあります。
そんな時に周囲の意見を受け入れられない時もある。
正論を言われてもうまくキャッチ出来ない日もある。
そんな状態が一定期間続く、そういったものなのです。
 
反抗期を過ごすのは決して我が子だけではないのです。

『上下関係』を取り払った会話を心がける

勉強の話をすると『結果』や『評価』がつきまといます。
子供は勉強の話が始まろうとすると、そのことにまずは構えてしまいます。
 
「勉強を頑張りなさい。」
これでは完全に上下関係が発生していますね。
 
「お母さん(お父さん)は勉強を頑張ってほしいな。」
これはいかがでしょうか!?
 
我が子に勉強をしてほしいという親の気持ちをうまく伝える。
伝え方って大事ですよね。

諦めずに対話する姿勢を見せる

敢えて遠回りをして本音を聞き出すこともあります。
私も本音をなかなか伝えない場合は何気ない会話をして場の雰囲気を和ませてから向き合っていくこともあります。
 
この時に伝えたいのは1点。
「あなたが困っている、悩んでいる、前に踏み出せない状況を一緒に解決したい。」ということです。
 
自分の話を聞いてくれない人に、自分の想いや考えを伝えるわけがありません。
ましてや悩み事など言う訳がありません。
 

『反抗期』は成長の証

もちろん上に挙げた通りにはいかないこともあります。
時には感情むき出しで伝えなければならない日もあるでしょう。衝突することもあるでしょう。
 
けど、それはそれでいいんじゃないのかなと私は思います。
反抗期を経験した我が子がまた一回り大きくなる、嬉しいことではないですか。
 
一歩ずつ大人への準備をしていると考えたいですね。
 
代表 堀居邦彦

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