学習を通じて伝えたいこと
私の息子は1歳半。最近急激に言葉の意味を理解しだしました。
まだまだ上手に話すことは出来ませんが、父親としてはななかなかに嬉しいものです。
息子がさまざまな言葉を吸収していく中で私たち夫婦で大切にしていることがあります。
それは『ありがとう』と『ごめんなさい』の気持ちを伝えることです。
何かしてもらった時は「ありがとうは!?」と。
イタズラや悪さをした時には「ごめんなさいは!?」と聞くようにしています。もちろんまだ「ありがとう。」や「ごめんなさい。」は言えません。
頭をペコリと下げるジャスチャーが息子にとってのそれらなのです。
最近、授業内で以下のような話をしました。
ミスをした時にどのように対応するかが大事やねん。
ミスはしたくてしているものではない。
けど、自分のミスで相手に迷惑がかかってしまったのならば、「ごめんなさい。」は大切やろ!?
あと、助けてもらったら「ありがとう。」も言わなあかんよな。
謝らない、感謝の気持ちを伝えることが出来ない。
これって人としてよくないことやからな。
私たちは塾ですから、生徒たちには学力をつけることが最優先事項です。
しかし、学力をつけるだけでは「うまくいかない」ことも出てきます。
社会の中で自分の能力をうまく活かせないということです。
「自分」という存在価値を社会の中で見出すためには、人に認めてもらうことが必要です。
いやいや、自分はそういったことは煩わしいから一人で研究して生きていくから大丈夫。は研究職に就くから自分には関係ないよ、と言う訳にはいきません。
研究に没頭すると言っても一人で出来るものでもありません。
社会生活を送る上で、正しいタイミングで謝罪や感謝の意を伝えることが出来る。
私はこれって大切な力だと考えます。
一所懸命に努力した上で身につけた学力を将来存分に発揮してほしい。
進学塾Daichi上牧で学習を通じながら『自分』を磨いてほしいと私たちは願います。
代表 堀居邦彦
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