進学塾Daichiの強み

進学塾Daichi上牧ロゴ
授業後、久しぶりにDaichi真美ヶ丘の校舎へ向かった。
23時を回っていたので、生徒はすでに帰宅していました。
職員室ではスタッフがどうやら今後の授業カリキュラムについて話し込んでいる様子。
 
私は塾長と世間話をしつつ、彼らの話を盗み聞きをしていました。
あーでもない、こーでもない、ではこの方法にしたらどうだ!?
彼らは悩みながらも活発に意見交換をしています。
まるで目の前に生徒がいるかのように、生徒たちにとって最良のカリキュラムについて議論していました。
 
『ええなぁ、この雰囲気。』と思いましたよ。
生徒の話で溢れかえっている授業後の職員室。
生徒たちは決して知ることのない空間です。
本当に心地いいんですよ、この空間。
時間はあっという間に過ぎ去っていきます。
 
話し込んでいたスタッフは私の教え子でもあります。
真美ヶ丘で塾長とタッグを組んで指導していました。
 
そのうちの一人が私に話しかけてきました。
「先生たちがこんなに色々考えながら教材を選定したり、作成されていたとは生徒の頃考えたことがなかったです。生徒に力をつけるのって難しいですね。」
 
いやぁ、正直言って、彼とそのような話が出来るとは思っていませんでした。
めちゃくちゃ嬉しかったですよ。
 
中学生の頃の彼といえば、どちらかというとベラベラと話をする生徒ではありませんでした。熱さはあまり表に出さないタイプ。
スタッフとして戻ってきてくれて、幾度か話をする機会がありました。
とにかく溢れているのですよ、担当している生徒への愛情が!
しかもドバドバと。(笑)
 
『何とかして目の前の生徒たちに自信をつけてやりたい。』
話をしていると、彼の熱い想いがひしひしと伝わってくるのです。
 
そうしていると、もう一人のスタッフも私に話をしてくれました。
彼女は私が指導してきた中でも5本の指に入る、いや上位3番以内に入るほどの努力が出来る子です。
塾長に何度も何度も数学の質問に行ってはやり直しをする。
彼女のすごいところは納得できるまで質問をするところでした。
時にはすぐに理解できなくて悔し涙を流しながら質問を聞いていることもありました。
 
そんな彼女は少し悩んでいました。
『当時の自分のスタイルを生徒に理解してもらうのは、強要になるのだろうか。』
 
私は自分が経験した受験体験は話をしたらいいんじゃないかと彼女に伝えました。
もちろん、塾長と相談をした上でです。
どのように伝えるかで、伝わる度合って変わりますからね。
その辺りを相談しなさいと伝えました。
 
彼らの強みは『進学塾Daichiの卒塾生』だということです。
塾、ましてや個人塾なんていうものは早々考え方がコロコロ変わるものでもありません。
イズムを継承していくことが塾にとっての伝統となります。
 
彼らの話を聞いていてそのイズムが継承されていっているのだなと嬉しく思いました。
 
私の中にいい先生の定義があります。
その中の一つとして、『目の前の生徒を何としてでも伸ばすという情熱』を持ち続けるというものがあります。
 
この『想い』だけは全国にいるどの塾講師にも私は負けたくない。
進学塾Daichiは『愛情たっぷり』の進学塾なんです。
『厳しさ』という愛情も含まれています。
 
先代の塾長と塾長が創り上げてきた進学塾Daichi。
 
通ってくれている生徒たちや、その先におられる保護者の方々の想いに少しでも応え続けられるように、私たちは今後も目の前の生徒たちを一所懸命に指導をしていきたい。
そのように感じたひと時であった。
 
代表 堀居邦彦

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