ぐんぐん伸びる子の条件 2

 
『プライドが高い』ことは悪いことなのか』
 
『プライドが高い』
『頑固者』
この言葉ってマイナスの意味で捉えることが多いですよね。
たしかにプライドが邪魔をしてアドバイスを受け入れない子もいます。
自分のやり方にこだわり過ぎて泥沼にハマる頑固者もいます。
こういった生徒は私たちも手を焼くことがあります。
 
しかし、プライドが高かったり、頑固者である子の方が根気強く頑張ることができるケースもあります。
要するに『何』に対してプライドが高いかということです。
 
『プライドが高い』を次の言葉に置き換えてみましょう。
『自分のやってきたことに自信がある』
『こだわりが強い』
 
いかがでしょうか!?
あぁ、我が子にもそのようになってもらいたいという声が聞こえてきそうですね。
 
実際に学力が高い子にはこだわりがある、または強い子が多いように感じます。
 
例えば、文房具1つにもこだわりがあります。
数学の図形を解く場合は専用の細めのシャーペンを。
たくさん書いて覚える英語にはグリップの効いた太めのものを使う。
 
他にも、ノートの取り方にもこだわりはでます。
ペンの色使いやノートの区切りなどです。
また、自分がわからなかった問題には付箋がついています。
ノートに貼られた付箋を試験までに一枚ずつ減らしていくのです。
全て無くなれば、全ての問題にチャレンジ出来たことになります。
 
他にも挙げ出せばキリがありません。
とにかくこだわりを持って学習に取り組んでいる子は総じて成績を伸ばしていきます。
 
周囲からの評価や、漠然と自分は出来るなんていう見えないモノに意固地になるのは成長するスピードの妨げとなります。
それらは『必要のないプライド』です。
 
しかし、自分が成功した経験に関しては自信がつきます。
成功体験を地道に継続していく頑固さが学習には必要になります。
それらの一連の行動こそ『プライド』を持って取り組むべきなのではないでしょうか。
 
 
成功体験を継続することができる自分にプライドを持ってほしいですね。
 
代表 堀居邦彦

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