2020 夏期特別時間割　1日目

本日より夏期特訓が始まった。
例年にない午後からの校舎開校。

夏といえば、朝から晩まで校舎を開けて中3生のサポートをしている。

今年は新型コロナウイルスの影響により学校への登校がしばらく続くため昼から開校することとなった。

少し拍子抜けな気もするが、むしろ授業は限られた時間の中でいかにシンプルにわかりやすく伝え切るかを考え直す良い機会となっている。

 

Daichi生たちの様子はというと、中3生は5時間連続の授業で最後は少しお疲れ気味だった。

やはりこの猛暑の中、中学校への登下校だけでも体力を奪われるのだろう。

時折頭がゆらゆら揺れて眠りそうになっているものの、どうにかこうにか耐えている者もいた。

しかし、授業後の自習室には全員が参加していた。

これには少し驚いた。

 

この学年は素直に私たちのアドバイスを素直に聞き入れる能力が高い。

先日の学年集会（Daichi上牧では授業と同等の価値がある大切な授業の一環）でこの夏期特訓期間中の過ごし方について話をした。

 

『成績を上げるのは質よりも圧倒的な量である』

『思うような結果が出てない時は必ず原因を考える。そして具体的な行動に移す』

『今年は常に弱い自分と向き合い続けて、自分を変える1年間なんだ』

 

アドバイスを聞き入れてすぐに行動に移してくれている。

まだまだ荒削りな生徒がいることも事実だが、本当に楽しみな学年であることに間違いはない。

高校受験が素晴らしいところは、大人になりたいと願っている子どもの価値観を持った15歳が頑張るところだと私は思う。

 

小学生はいつも通り元気に登塾してくれた。

この夏期特訓期間中、小6生は集団授業形式で指導している。

小学生の間は入塾時期により学習進度に差があるため個別指導形式での授業となっている。

どんどん進める生徒もいれば、じっくりと苦手教科に向き合う生徒もいる。

 

そんな彼らもあと半年後には中学校に進級する。

担任制から教科担任制への変化がある。

先生が変わると、指示の出し方も変化する。

当たり前といえば当たり前なのだが、子どもたちにとってそれは当たり前ではない。

 

学力の伸び悩みというものはそういったところから始まる。

中学校生活をスムーズな形で迎えることが出来る様に、今後は集団指導の形式を少しずつ取り入れていきながらも学習単元につまづきが出ないように丁寧に指導していかなければならない。

 

明日は、中1生と中2生の夏期特訓がスタートする。

進学塾Daichi上牧に集う生徒たちにとって有意義な夏期特訓になるようにスタッフ一同で

 

進学塾Daichi上牧　代表　堀居邦彦