『変化』を受け入れる
先日、新型コロナウイルス感染予防に関する緊急事態宣言が発令された。
この1週間で街中の人や車の数が減った。
公園からも子供達の明るい声がめっきり聞こえなくなってきた。
今まででの『非日常』がここ2週間の『日常』となりつつある。当たり前に出来ていたことが出来なる。
当初、これほどまでに生活が様変わりすることを誰が予想していただろうか。それほどまでに目の前の現状は以前とは異なっている。
進学塾Daichi上牧も4月22日(水)より感染予防のため休業するに至った。
副代表の平見とはいつまで対面授業を続けられるか毎日何度も何度も話し合っていた。
同時にたとえ休業になっても、すぐに次の一手に切り替えていけるように少しずつ準備をしていった。
『進学塾Daichi上牧に関わる全ての方の健康と安全』か『誰にも邪魔など出来ない子供たちの未来』か。
天秤にかけることなど出来ない究極の2択であった。
今は健康と安全を守ることを最優先する時だという判断をし、休業するに至った。
休業前の最後の授業内で私はこう話した。
今後のことを考えると、学校再開も目処が立っていない状況だろう。
おそらく、5月7日以降も再開は困難だろう。(本日、正式に5月いっぱいまで学校の休業は決定)
家族以外の他者と顔を合わせる機会が減っている。
家の中で過ごすことになるだろうから、変わりばえしない日々を過ごすことになるだろう。こんなときだからこそ『おもろい』ことをしたり見つけたりするんやで、いっぱい笑うんやぞ。
来週からゴールデンウィーク休講期間になる。
5月7日以降はインターネットを活用したオンライン授業をスタートすることになるだろう。
本日よりプレ期間としてオンライン上での学習をスタートをしたのだが、課題を早速提出してくれたり、課題の進め方について質問をしてくれたりしている。
『変化』を恐れることなく受け入れる姿勢が素晴らしいと思った。こういった緊急を要する時、意外にも大人より子供の方がスムーズに受け入れられたりするものだ。
きっと先入観や経験が少ないからであろう。
そういった変化を受け入れてくれた生徒たちの歩みを止めてはいけないと強く思った。
様々な『変化』が起きている日常。
しかし、この『変化』は何もマイナスのことばかりではない。
現状よりもさらに良い方法を見つけることができるかもしれない。
あるいは、今までの当たり前がいかに素晴らしいことであったのか再認識出来る機会になるかもしれない。
『変化』を受け止めて、目の前にある現状に立ち向かっていこうと思う。
対面授業をすることは出来ないが、生徒たちの学力を伸ばすことにこだわる塾であることを改めてここに誓います。
Stay home! Keep Learning!
進学塾Daichi上牧 代表 堀居邦彦