石田勝紀先生の講演会に参加して 1

 
久しぶりの記事の投稿です。
先週の週末ごろから風邪気味でへばっていました。
生徒達に体調管理せよと言っている身なのに…。
反省です。
ようやく体調も落ち着いてきましたので、日々記事を更新していこうと思います。
 
さて、昨日は朝6時台の電車に飛び乗り名古屋まで。
石田勝紀先生の教育講演会に参加するためだ。
先生の講演会には以前から是非参加したいぁと思っていたのですが、なかなか予定が合わなかった。
この度ようやく参加出来る運びとなった。
電車の中では先生が書かれた本を復習しながらワクワクしていた。
 
以前のブログにも書きましたが、私は石田先生のファンです。
東洋経済オンラインで執筆されている記事を拝読したのが先生のお考えとの出会い。
 
 
名古屋駅に到着後、少し迷いながら会場であるウインク愛知にどうにか到着。
スマホ片手に右往左往している様子は側から見れば田舎もん丸出しだったはずです。
名古屋駅の地下道ってややこしい気がするのは私だけでしょうか…(笑)
以前にも数回訪れたことがある会場だったのですが…。(笑)
 
どうにかこうにか会場へ。
会場に到着するとそこには驚きの光景が!!
100名以上の方が参加されていたそうです。
座席に余裕などなく満員御礼の状態。
 
さらに驚いたのが男性参加者がいない…。
周囲は全員女性でした。
おそらくですが、男性の参加者は私を合わせて二人だけだったはずです。
浮きますよ、これ。
名古屋マダムの中に私ですからね。
しかも、私の見た目です…なかなかに視線は厳しかったです。(笑)
けど、そんなの関係ありません。
今日は私は先生ではなく、生徒なのですから。
 
手続きを済ますと、何と石田先生から声をかけていただきました。
「今日はどちらから?」
「奈良からです!」
石田先生はかなり驚かれていました。
少しの時間ですが、お話させていただき嬉しかったです。
名刺交換もしていただきました。
そして、持っていった本にサインまで!!
 
席を確保し、辺りを見渡すとママ達が会話をしています。
塾選び、成績、学校、話のネタは尽きないようです。
そもそもこの講演会に参加されているということは、日々の育児や我が子への声かけに悪戦苦闘されているということなのでしょう。
 
会は緩やかに始まっていきました。
まずは、プロフィールのご紹介。
その中に、私の心に強烈に突き刺さるフレーズがあった。
 
『日本から勉強嫌いな子を一人残さず無くしたい』
 
この想いは塾講師であれば是非持ち合わせておかなければならないなと。
高校受験を突破する力を身につけさせることが私たちの使命。
しかし、高校受験を突破する学力を無理やりに付けさせられただけではその先は知れている。
 
『勉強』ってどこかマイナスのイメージがつきまとう。
 
『キツイ、ツライ、シンドイ、タイヘン…』
これらの言葉が出る時の勉強って、ただやらされているだけで主体性なんて皆無。
 
知らないことを調べているときの『ワクワク』
難しい問題に挑戦するときの『熱い気持ち』
出来なかったことが出来たときの『達成感』
 
勉強だけに限らず、何事においてもやはりこれらのポジティブな考えの元に行動していくのが大切なんだなと。
 
マイナスイメージの勉強をどのようにすれば少しでもプラスにできるのか、最近の私の中での最大のテーマ。
 
『生徒に与える学習』から『生徒が欲する学習』へ。
それを実践していくために、私たちは何を用意しなければならないのか。
高校受験を経験させることを通じて何が提供できるのか。
自問自答する毎日。
 
今までは社会に合わせた、または合わせることが出来る人に育成することが教育の一大テーマであった。
しかし、今後は社会が多様化し、テクノロジーの中で『やりたいことをやる』時代へと突入していく。
『縦社会』から『横へ広がりを見せていく社会』へ。
『アナログ型社会』から『ネットワーク型社会』へ。
 
ただこれって私が塾講師を始めた頃からずっと世の中で議論されている。
教育に関して何かしらの変化が必要だと考えているのだが、なかなかその答えを出せずにいるのが現状。
 
答えのない時代と言えばいいのか、答えを出してもすぐにその価値観が変化する時代と言えばいいのか、とにかくそういった世の中で今の子供達は生きていかなければならばならない。
 
目まぐるしく変化していく時代の中で生き生きと活躍出来る人材育成が教育の最大の役目。
 
地球レベルで考えた時に私たちなど本当にちっぽけな存在だ。
ただそのちっぽけな存在が手塩にかけて育成した生徒達がもしかしたら世界で活躍する者が出てくるかも!?と考えたりするとワクワクする。
 
先生のプロフィールを読んでいて、私はそのようなことを考えていました。
会の中身についてはまた追ってこのブログに書いていきます。
 
進学塾Daichi上牧 代表 堀居邦彦

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