ぐんぐん伸びる子の条件 1

『大人とのコミュニケーションを面倒くさがらない』
コミュニケーション能力が高いことは、伸びる子の条件の一つではないかと私は考えています。
同世代のみならず自分よりも年上の人間とのコミュニケーションが苦にならない子は伸びていくスピードが他の子に比べると速い傾向にある気がします。
あくまで個人的な見解ですが。
ただこういった感覚めいたものって経験則から見出したことなので私は指導していく中で大切にしています。
正しい距離感を保ちつつ、自分の伝えたいことを自分の言葉で話せる。
困っていること、悩んでいること、どうしたらいいかわからなこと。
そういったことを下手くそでもいいから必死に伝えようとしてくる生徒はぐんぐん伸びていっているように感じます。
コミュニケーションを避ける2タイプ
大人とのコミュニケーションを避けるタイプの子って二つのパターンに分かれる気がします。
その1『人見知りが強い子』
かくいう私も人見知りは結構します。(ウソつけとよく言われますがこれは本当です。)
なーんか緊張してしまうんですよね、特に自分よりも年上の方や塾講師歴が長い方なんかは。
自分の弱さを見透かされているのではないかと考えてしまうのです。
こういったタイプのお子様に言ってはいけないNGワードがあります。
『この子、人見知りするんですよね』です。
その印籠を手に入れた子は、それを振りかざすようになります。
『自分はコミュニケーションを取らなくてもいいんだ。』と思うのです。
そうすると、ますますコミュニケーションを取らなくなります。
こうなってからでは遅いですよね。
このことに限らず、周囲の大人が能力に関してネガティブな発言は避けたいところです。
その2『何も考えていない子』
このタイプは本当にまずい!!
声を大にして言います、まずいです。
そしてこのタイプのお子様は、普段からあまりコミュニケーションを取らないので語彙力も乏しいように思います。
こちらが何か質問をしてもまったく答えない子っています。
例えば、生徒が宿題をしてこなかったとしましょう。
当然、私たちは理由を聞き出します。
何かしら理由はあるはずです。
しかしまったく何も言わない。
困るわけですよ、本当に。
長い時間を費やして回答するまで待つのですが、結局何も言わない。
痺れを切らして今後の注意点等を伝えて、今回の件で何が分かった!?と問うと少しズレた答えが返ってくることが多いです。
そういった子は、『自分は良くないことをした』という一点しか頭の中に残っていないのでしょう。
もし、宿題が出来なかった正しい理由があるならばそれを伝える必要があるはずです。
理由なくサボってしまったとしてもその事実を伝える必要があるはずです。
とにかく、なぜそうなったのか、今後改善出来ることはないかといった前向きな思考がそういった場面では必要です。
コミュニケーションってやっぱり大切だ!
私たちと積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくる子って、Daichi上牧で成績を伸ばそうという意思を強く感じます。
塾のキャラクター、私たちの考えをしっかり理解された上で、この場所で成績を伸ばしたいという意欲のある姿勢を見せてくれます。
ご家庭でもたくさんお話をするお子様って、家族が自分にとって居心地がよく、快適で、自分のことを高められる居場所だと認識されているからではないでしょうか。
自分のことをもっと知ってほしいから、色々と話をしてくれるのでしょう。
Daichi上牧生には学習を通じてコミュニケーション能力もしっかり磨いていってほしいです。
代表 堀居邦彦