学習する場所(雰囲気)を固定する

上牧町内の中学校では今週運動会が実施されます。
ダンスなどの全体種目の練習もいよいよ大詰めですね。
 
さて、運動会が終わると2週間後には中間考査が実施されます。
進学塾Daichi上牧では今週より定期考査に向けて学習を進めていく『闘魂』期間に突入しました。
暑苦しいネーミングですが、目標に向けて自分と向き合って欲しいという想いからこのネーミングにしました。
 
『定期考査で結果を残すには』という記事を以前書きました。
 

 

副代表の平見も定期考査に関する記事を書いていますね。

定期試験の範囲表に隠された意外な落とし穴

 

『学習』とは非常に高度な行動の連続である

お子様の日々の学習スペースは決まっておられますか!?

私はこれって結果を出す学習において重要な要素の一つだと考えています。
 
環境が変化すると何だか落ち着かなくなることって経験ありませんか!?
ましてや、学習は『作業』ではありません。
頭をフル回転させながら、要点を知り、それを覚え、使いこなせるようになるまで演習→やり直しを繰り返す。
これって気持ちが落ち着いていない環境では絶対にうまくいかない。
 
学習って非常に高度な行動の連続だと私は思うのです。
 

どのような環境で学習をすればいいのか。

小学生や学習習慣がまだ身についていない内は保護者の目の前でさせた方がいいでしょう。ただし、ここで結果を残す子と結果が出るまでに時間がかかる子とに分かれます。
 
それは、『すぐにわからないから教えて。』という子です。
考えるのが面倒で聞いているケースがほとんどです。
もし、お子様が塾等にお通いであれば、「今度先生に聞いておいで。」と言ってあげてください。
 
その場ですぐに教えてあげてしまうと、『考える』習慣が身につきません。
自分で解ける気になって、本番で結果が出ない典型的なケースです。
 
徐々に一人で学習に打ち込める場所をご家庭で用意してあげてください。
ここでのポイントは『心地よい緊張感の創出』です。
 
ご家庭で学習する環境を作り出す上で一番難しいことは、『緊張感の創出』ではないでしょうか。
そもそも家という場所は緊張から解放されてリラックスするための場所。
集中しながらある一定の緊張感を持ってするのが学習。
この相反する行動をするには作り出すしかないのです。
 
そこでお助けアイテムとなるのが『キッチンタイマー』です。
決められた時間の中で一定の結果を出すには、集中力をを伴った学習が不可欠となります。ご家庭においても緊張感の創出は可能です。
 

ここでの学習はヤバイ!

最後は集中して学習できない環境です。
それは『友達と一緒にする』です。当然といえば当然なことですが…。
 
休日にショッピングモールのフードコートでは中学生や高校生がテキストを広げている光景があります。
もちろん、テキストの横にはスマホがあります。ヘッドホンを聞きながら問題を解いている人も。
 
ああいった環境で学習は本当に進んでいるのでしょうか!?
それが出来る人は驚異的な集中力の持ち主でめちゃくちゃ能力が高いと私は感心します。
少なくとも私には出来ません。
 
ご家庭の事情等はあるかもしれませんが、落ち着いた環境のもとで学習に打ち込んで欲しいなと願います。
 
お恥ずかしい話、うちの塾生でもいました。
フードコートで学習をしていたと言う者が…もちろん注意しました。
 

学習場所を固定することで、学習を習慣化させる

私たちは学習習慣が身についていない生徒には自習室で学習しなさいと言います。
自宅で学習を進めていくことが出来る生徒に関しては自由です。
 
進学塾Daichi上牧の自習室は当然ですが私語厳禁です。
自分と向き合えない、また他人に迷惑をかける行為をする者は自習室の利用を認めておりません。今までそのような生徒はいませんでしたが。
事前に生徒たちにはこのことについては伝えてあります。
 
そのような学習に適した場所を生徒たちで作り上げていくのです。
初めは『先生が来なさいと言われたから行っていた自習室』が『自分の勉強部屋』となるのです。
 
私たちは自習室で頑張るDaichi上牧生を応援します。
 
代表 堀居邦彦

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