2018年度生 進学塾Daichi上牧 中3激励会

明日の奈良県内私立高校入試を皮切りに、2018年度生の高校入試が始まります。

進学塾Daichi上牧では昨日が入試前最終授業日。
授業の最後に少し時間を取って、本日と入試当日の過ごし方について話をしました。

そして私と副代表の平見から生徒たちへの激励の言葉。

お互いに話をしたのは5分程度だったでしょうか。
今まで授業の中で伝え続けてきたことを再度確認するような内容でした。

話をする前に生徒たちを見て感じたこと。
それはいつも通りの雰囲気、普段通りの顔つきだったことです。
よし、大丈夫だ!

普段に比べてほんの少しだけ緊張している者はいましたが、許容範囲。
まれに、ガチガチに緊張している者、不安になって目がウルウルしている者など「おいおい、入試2日前でこの様子で大丈夫かよ!?」というケースもあったりします。

そういった様子はありませんでした。
生徒たちの普段の様子を確認した後、話を始めました。
私が話をした内容を少し書いてみますね。

さぁ、いよいよ高校入試が始まる。
今はどんな気分や。気負う必要なんてないからな。

この二日は苦手な問題(教科)のことは気にしない。
今まで解けなかった問題が、入試本番に突然出来るようになるわけがない。
『火事場のくそ力』などないからな。

今までの努力も不努力もすべて受け入れる。
自分が今持っている力で勝負する、それが入試だ。

 

『軌跡を信じよ!』
これは先生が毎年受験生たちへ贈る言葉だ。
自分が歩んできた道を信じるという意味。
『志望校に合格する』という、ただ一つのことにどれだけ真面目に取り組んできたのか。
自分の今まで積み重ねてきた価値を自らの力で証明してくるんだ。

「たかが高校受験」
「高校受験は所詮通過点でしかない」

そういったことを言う人もいるだろう。
確かに、高校受験よりも大学受験の方がもっともっと大変だ。

でもな、君たちはその『高校受験』に向けて、少なくともこの一年を様々な誘惑や楽しいことを我慢し、自分の成績向上のため日々授業を受け、自習室に通い続けた。

決して甘くはない指導の下、出来ない自分と向き合ってきた。
その事実は変わらない。自信を持って受験会場にいけばいい。

今の自分が出来る精一杯の力を答案に記してくればいい。
魂を込めて答案を作成してこい。
それができれば十分だ。

どのような結果が出ても、君たちの進学先が決まるまで先生たちは君たちをサポートするからな。

 

最後に、当日の朝は親御さんに感謝の意を伝えてから出発すること。

ここまで頑張れたのは自分の力だけではない。
毎日塾への送迎をしていただいた。
弁当や夕食を塾の時間に合わせて準備していただいた。
これらは本当に大変なことやねん。当たり前のことではないねん。

君たちにとって親御さんとは一番の応援者であり、理解者でもある。
当然、君たちがいいコンディションで入試を迎えられるかなと心配されている。

先生の中3の時の話な。
玄関先で、「塾の送り迎え、弁当とかの準備、今までありがとう。」って言ったら、オカンは「そんなんいいから頑張っておいで!」って少し泣きながら言うてたぞ。
親ってそんなもんやねん。不安やねん。

元気よく「行ってきます、頑張ってくるわな!」って言うて出発したことを昨日ことのように覚えているぞ。

このような話でした。
生徒たちはいつもの様子で聞いていました。

年を重ねてゆけばゆくほど、頑張っただけでは評価されないことが増えてきます。
高校入試も全員が自分の第一志望に行けるものではありません。

15歳という多感な年頃に経験する高校入試。
ひとり一人にとって、意味のある高校入試にさせたいと考えています。

「高校入試はしんどかった。」で終わらせたくない。
「高校入試はしんどかった。けど…」
この先の言葉は人それぞれ異なります。『その言葉が何だったのか』を生徒自らの言葉で話してもらえるような高校受験にさせるという想いを胸に全学年のお子様をお預かりしています。

頑張れ、中3生!頑張れ、Daichi生!頑張れ、Daichi上牧生!!

追記
先日、真美ヶ丘校を訪ねた時に中1の時に担当していたOさんがこのブログのことを話してくれました。

Oさんが高校入試前にこのブログで入試に向かう前にメッセージをくださいとのことでした。Oさーん、ブログ読んでくれたかな!?
受験校が進学先になるように頑張ってくるんやで!!

進学塾Daichi上牧 代表 堀居邦彦

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