塾講師が選ぶ!受験生におすすめのシャープペンBEST3!

お久しぶりです。副代表の平見です。

先日,代表の堀居からパスがありましたが,なかなか更新できずにいました。
本日は待ちに待った(待ってない!?)受験生におすすめのシャープペンシルBEST3を私なりに紹介したいと思います。
最近はAmazon等で,様々なシャープペンを安く購入できるようになってきました。
しかし,今回は受験生におすすめということで,書きやすさはもちろん,

・取扱店舗が多いこと

・価格(1000円未満)

を考慮して選んでいきたいと思います。

3位:クルトガアドバンス

正確にはアドバンスという商品名です。クルトガシリーズは芯が回転することにより,均一な細い線が書けるというシャープペンです。書いていくうちに描線が太くなるといったことがないので,書いた文字がキレイに見えます!ただし,クルトガシリーズには書き始めにペン先が少し沈み込むという弱点があります。芯を回転させるためには仕方ないことなのですが,この沈み込みが苦手でクルトガを避ける人もいるようです。アドバンスは精緻に加工した金属部品を使うことによって,ペン先の沈み込みを軽減させています。スタンダードモデルと比べてみると,かなり安定したように感じられますね(沈み込みが全く無くなったわけではありませんが…)。さらに,芯折れ防止機能までついていて,まさに三菱鉛筆の技術の結晶といったシャープペンでしょう!

クルトガシリーズの中ではローレットモデルもおすすめです。価格は1000円を少し超えてしまいますが,程よい重量感があり,ローレット加工されたグリップによってすべりにくくなっています。ペン先の沈み込みも少ないように思います。

2位:S5

S5はPILOTというメーカーから出されているSシリーズの一つです。SシリーズにはS3,S5,S10,S20と4種類のラインナップがあり,それぞれの数字を100倍したものが価格になります。S3は300円,S5は500円,S10は1000円,S20は2000円(すべて税抜き)といった具合に。Sシリーズは長めのガイドパイプと芯径が豊富(S20以外)なことから,勉強から製図まで幅広く使えるシャープペンだと思います。個人的にはその中でも,S5は最もコストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。「ちょうどよい軽さ」と「すべりにくいラバーグリップ」による取り回しやすさは,たくさんの文字を書く受験生にぴったりです。また,長いガイドパイプは定規にあてやすく,手元も見やすいので,図をかくことの多い理系教科の勉強にもオススメです。

また,ラバーグリップが苦手な人には,S3がおすすめです。こちらも300円とは思えないクオリティーです。S3はS5に比べ,カラーバリエーションが豊富な点も魅力ですね。取り扱い店舗が多く入手しやすい点も良いですね。

1位:ドクターグリップ

栄えある第1位はドクターグリップです!何と言っても「疲れにくい」というのがドクターグリップの最大の魅力ですね。筆記量の多い受験生にとって,疲れにくいシャープペンというのは大きな味方になってくれるのではないでしょうか。

私自身も学生時代,ドクターグリップには大変お世話になりました。高校生のときには,普段はS5,筆記量の多い勉強(英単語の暗記等)にはドクターグリップ,といったような使い分けをしていました。ちなみに,私がドクターグリップを使うときは,いつも中の金属部品を抜いて使っています。フレフレ機能(ペンを振ることによって芯を出す機能)は使えなくなるのですが,その分ペンを軽くしていました。そもそも,フレフレ機能は昔からあまり好きじゃないんですよね。静かな自習室や試験本番にカチャカチャと音を鳴らしてしまうのが嫌で。そんなこともあって,中の金属の筒は抜いてしまっていました。

まとめ

以上が,私の受験生におすすめするシャープペンBEST3です。
学習における相棒選びの参考になれば幸いです。

ただ,いくら優れた機能を持つシャープペンを使っても,もちろんそれだけで成績は上がりません。道具選びも大切ですが,「正しいペンの持ち方」,「正しい姿勢」を身につけることの方が圧倒的に大切です。こういったことが身についていない状態では,長時間集中して学習することは不可能です。「集中が続かなくて…」と悩んでいる場合には,ペンの持ち方や姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。あと,子どもたちはテキストとノートの配置がでたらめな場合も多いですね。これも集中を妨げる原因になります。長時間の学習を可能にするために,まずは長時間学習できる姿勢を身につける。高価なペンを買う何倍も学習効果がありますよ!

進学塾Daichi上牧 副代表 平見優樹

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