本日はお忙しい中ありがとうございました。

先ほど、中学3年生の保護者会が終了しました。
ご多忙にもかかわらず全員の保護者様・生徒たちにご参加いただきました。

テーマは、
「実力テスト・定期テストから見える現状」
「夏期特訓概要」
「親子の正しい距離感」
の3つに関して話をしました。

会のスタートは平見が担当しました。
一つ目のテーマについては現状の成績と自分の目標との距離を正しく把握することが大切であると伝えました。
また、苦手教科を伸ばしながら得意教科の成績は維持していかなければ総合的に成績は上がらない。それを実現するには、「学習量を増やす」必要があると話しました。

二つ目のテーマは、一つ目のテーマを受けて夏期特訓期間における注意点を話しました。学習は質も大切です。ただ「質」だけを追い求めているだけでは絶対的な「量」が不足しがちです。それではダメだと話しました。

三つ目のテーマは、今回平見が最も力を入れて話をしたかったものです。
お子様が勉強をしていない様子を見かけるとついつい言ってしまうフレーズ。

「はよ、しーや!」
「ちゃんと勉強してんの!?」

保護者の皆様は苦笑いでお子様の顔を見ておられました。
漠然とした声掛けをするのではなく、お子様の具体的な目標を把握し、評価することで「親子の正しい距離感」を保てるとお伝えしました。
そして生徒たちには、「やいやい言われるのは、君たちのことを誰よりも心配しているから」しているからということも伝えました。

そして、いよいよ私の番。しかし、残り時間は15分を切っています。笑

その場の雰囲気を見て、自分が話をしようとしていたテーマよりも平見が話したテーマについて被せたほうが効果があると思い、「距離感」について私も話しました。

例えば、現状380点の生徒が400点を目標に頑張ってきたとします。
一所懸命に努力し、400点を達成したときにどのような対応をされていますか?

①「よく頑張ったね!次はこの成績よりもさらに上を目指そう!」
②「よく頑張ったね!次はこの成績をもう一度キープし、段階を追ってさらに上の成績を目指そう!」

ついつい、①を言ってしまいがちなんですよね。

こう話すと保護者の方はまた苦笑い。私たち塾講師もついつい①を言ってしまうことがあります。当然、彼らに期待しているから言ってしまうのです。
ただ、オトナの一方的な期待は、子供たちにとっては自信を失うことにつながることが時にはあるのです。

だからこそ、生徒たちには「自分の目標は自らで決定し、周囲の人たちに伝える」必要があると話しました。そして保護者の方にはその目標を把握した上で精一杯の声掛けや応援をしていただきたいとお願いしました。

高校入試を通じて、親子の関係性がより強固になることを願い、これからもありったけの情熱を注いで指導していこうと話をしながら思いました。

今後も進学塾Daichi上牧をよろしくお願いします。

進学塾Daichi上牧
代表 堀居 邦彦

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