漆黒の堕天使参上!

※ 今回のタイトルは,この記事に登場する中学2年生の希望を反映させたものです。笑

「先生,私の点数知ってますか?」
2学期中間考査が終わって初回の授業日に,ある中学2年生の生徒が尋ねてきた。
もちろん結果は知っている。
彼女が試験前に決めた目標点には,40点近く足りない。
彼女曰く,あえて何も言わない私が怖くて耐えきれなくなったらしい。笑

当然,その日は彼女と話をする予定だった。
目標点を達成できなかったことよりも,
目標点を達成するための努力ができなかったことについてだ。

今回の闘魂期間,はっきり言って彼女の学習の様子は散々なものだった。
ワークの進捗は予定に対して大幅に遅れ,確認テストも受けられない。
学習に取り組む姿勢について,堀居も私も何度も話をした。
それでも,なかなか真剣に取り組めない彼女を勉強会の日に,とうとう厳しく叱った。

迎えた2学期中間考査。
当然,目標点は達成できなかった。


「先生,私の点数知ってますか?」

「当然知ってるよ」

「今日,怒られると思ってました」

それから彼女といろいろな話をした。
高校のこと。将来のこと。今回の定期考査のこと。

私が,彼女に今回の失敗を通じて一番わかってほしかったこと,それは「勉強は自分のためにするものだ」ということ。
彼女には大きな目標がある。
だからこそ,決して先生や親に怒られないために勉強するのではない。
自分のために勉強するのだ。

「明日から毎日塾に来ます」

そう言って彼女は帰っていった。


あれから約3週間が経った。毎日,塾には彼女の姿がある。
部活動が忙しいときには,来るのが遅くなることもあるが,彼女は,あの日した宣言を今も継続している。

11月3日,中3生の1日勉強特訓を行っていた。
祝日なので,中学2年生の授業は休講だ。
ひたむきに受験勉強に打ち込む中3生。
隣の部屋には,黙々と自らの課題に向き合う「未来の受験生」の姿があった。

気分屋で,学習の仕方にもまだまだ甘さの残る彼女だが,今後の彼女に期待が止まらない。
これからも彼女の成長を見守っていきたいと思う。

進学塾Daichi上牧 校長 平見優樹

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