教え子との再会

休日に買い物に訪れた際、「もしかして堀居先生…!?」と定員さんから声をかけられた。
思わず大きな声で「オーッ!!」と店内に聞こえる大きな声を出してしまった。
定員さんは8年前に送り出した教え子だった。
「何かデカイ人がいるなぁと思って見てみたら堀居さんだったから声をかけました!」とのこと。
髪型がかなり変更されているのと、彼女を担当していた頃よりサイズアップしているのもあったのかすぐにはわからなかったみたい。
 
ちなみに私は卒業した教え子たちからあまり堀居先生とは呼ばれない。
堀居さん、堀さん、中には邦さんと呼ぶ者も。
私はそれらを気に入っている。
同じ目標にたどり着くまで共に闘った同志みたいな感じがするからだ。
 
私が以前に勤務していた塾の最後に担任をした学年の教え子。
彼女はいつも部活の練習着を着て、時には課題が出来ないと半ベソをかくことがあった姿が私の頭の中に焼き付いている。
『15歳だった彼女』が、今では社会人として笑顔で接客をしている。
こういったシーンに出会えることがこの仕事を続ける一つの意味なのかもしれない。
 
その日に彼女たちのLINEグループから是非飲みにいきましょうと連絡があった。
当時、彼女たちを担当していた元同僚も誘い飲みに行くことにした。
 
私たちが到着すると彼女たちはすでに出来上がっている状態。(笑)
元同僚を連れていくことを彼女たちには内緒にしていたのと酒の力も相まったのか彼女たちのテンションは爆上がり。(笑)
 
彼女たちの中学生時代の話をアテに楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
生徒たちからは「こんなことあったの覚えています!?」と聞かれたりするのだが覚えていないこともある。
 
彼女たち一人ひとりにとって決して色褪せることのない思い出。
中学生という大人でもない、でも子供として接してほしくはないそんなモヤモヤした時期に『精いっぱい頑張ること』を受験を通じて経験した。
自分と向き合い、努力を積み重ねた者にしか手に入れることができない思い出なのだ。
 
彼女たちを担任として受け持った時、私は20代。
教科指導においても、学年や校舎運営においても、塾講師としてまだまだ修行中の身だった。
至らないこと、ベテラン講師のように余裕をもった学年運営が出来ない、それでも日々押し寄せる業務の数々。
たくさん悩みながら担当していたことを彼女たちとの席で思い出していた。
私にとっても『精いっぱい頑張る経験』を彼女たちを担当することで学んだように思う。
 
『今』という私があるのは、教え子と親御さんに鍛えていただいたおかげだ。
この気持ちは塾講師を続けている間ずっと心のど真ん中に留めて置かなければならないと思っている。
だから、教え子が頑張っている話を耳にすると本当に嬉しい。
苦しくなった時、うまくいかなくなった時にフッと塾で過ごした日々を思い出してほしい。
気持ちが切り替わるかもと思うなら、気軽に連絡をしてもらえると嬉しい。
 
次の日、彼女たちのグループLINEにメッセージを残しておいた。
今後も定期的に彼女たちの『現在』を知りたい。
※名前はイニシャルにしています。
 
昨日は本当にありがとう!
ひさびざに会えると思って楽しみにしてたし、最高に楽しい時間でした!!
 
この仕事をしていて一番の幸せはこうやって教え子と同じ社会人として酒を飲めるようになることなんやで!!
 
熱い気持ちを持った頑張り屋のU
不思議オーラを出しているだけで実は真面目なT
自分らしさを追い求めるY
ちゃんと自分らしさを出せるようになったT
みんなのバランスをとりながらも明るく振舞えるU
教え子がこんなに輝いていてホンマに嬉しいよ!
 
先生もお前らからエネルギーもらえたから頑張るわ!
ありがとうな!
 
進学塾Daichi上牧 代表 堀居邦彦

Follow me!