『本物』に触れる機会を与える

昨日は息子を連れて動物園へ。
いやー動物園なんて久しぶりでした。
息子にとって初めての動物園だったので目を輝かせながら楽しんでいました。
指差したり、鳴き真似をしたりと大興奮していました。
タッチペンで触ると鳴き声がする図鑑で見ていた動物が目の前にいるのですからそうなるのも分かります。
『百聞は一見にしかず』
本物に『触れさせる』って大事なことですね。
ただ、『見る』だけで終わってしまうともったいないように思います。
『見る』だけでなく、色々考えさせたい。
「キリンは首が長いね、他の動物に比べてなんであんなに首が長いんだろうね。」
「カバって陸上で生活する動物なのになぜ、あんなに長い間水の中に潜っていられるんだろうね。」
大人が分かっていることでも、子供にそれを投げかけてみる。
時にはこちらが思ってもいないおもしろい答えがかえってくることもあります。
『思考させる』って何も難しいことではないと思うのです。
普段の生活の中での何気ないシーンでも『思考』する瞬間ってあるはずなんです。
『思考する瞬間』って子供たちはすごく楽しそうな顔つきをします。
『答えがあるものを暗記する勉強』はとても大切です。
その勉強をパスして、『思考力を伴う学習』など不可能です。
知識がないと考える材料がないので、思考力など鍛えることは出来ませんからね。
様々な知識をシャワーを浴びるようにたくさん与える。
それらの中から子供が興味を持つ。
そして、もっともっとそのことについて深く知りたいと探究心を抱くようになる。
学習ってそういったところからのスタートだと思うのです。
『答え』にたどり着くまでには幾通りも道筋がある。
『答えがない』問題を解決する力も求められる今の子供たち。
小さな頃から本物に触れ、思考する習慣を身につけさせたいですね。
代表 堀居邦彦